本格的にWebライターとして活動し始め、たぶん5年目になると思います。そもそもWebライターを始めたきっかけは「外に働きに行くのがキツすぎる」からでした。
そんな私ですが、結論からいうと「最近、やっとWebライターが身に付いてきた」という気がしています。そう感じる理由として、先日、大手メディアのWebライターとして採用されたから。
大きいところになればなるほど、書き方や表現に気を使うし、ちゃんとしたエビデンスが必要です。だからこそ採用されると「求められているWebライターに近づいたんだな」と感じます。そして、そう感じた今が5年目。やっぱり続けるって大事だなぁ。
消去法で始めた「Webライター」の仕事
自分でいうのもなんですが、私は無理して働いてしまうタイプです。手持ちが終わって時間があれば声かけて次の仕事もらうし、大変そうな人はすぐにフォローします。
お客さんに「ありがとうございます!」って喜ばれたこともたくさんあります。でも問題なのは「たまのウッカリがでかすぎる・続く関係の中でのコミュ力がない」こと……。
結婚前はお風呂屋さんの隣のボディケアルームで働いたり、子どもが生まれる前は大型スーパーで売り場担当、レジや接客をしていた私。
接客はいろんなお客さんが来るから飽きなくて楽しい、その反面、全てのお客さんに最高のパフォーマンスをしなければ! と思ってしまううえ、同じ職場で働く人たちとのコミュニケーションに、めちゃくちゃ疲れてしまうみたいです。話すのは好きなんだけど、何でしょう……ズレてるんだと思います(私が)。
また、超絶話し下手なことで誤解を与えるわ迷惑はかけるわで「向いてないとかいう前に集団行動に不適合だわ」と思いました。偏頭痛と戦いながら働く毎日はキツかった。
子どもが生まれてからは働かないと家計が回らないけど、育児にさらにあの大変さが加わるのは絶対ムリ、早死にすると思いました。なので子どもが生まれてからは自宅でなんとか収入を得たいと思い、偶然見つけた「Webライター」の仕事をはじめました。
とくに世の中になにか発信したくて始めた訳でも、有名になりたいと思って始めた訳でもない。ただ「お金を稼ぐ手段として、これならできそう」と思ったのがきっかけです。
独学だと「常識」がわからない
クラウドソーシングサイトを見つけて始めたライティングでしたが、実は登録して即お声がけいただいたんです。その時は超絶低単価でめちゃくちゃ文字数多かったのですが、それが低いかすら、知らないがゆえに気になりませんでした。
そこでたしか2年ほど書きましたが、仲介していたクラウドソーシングサイト自体がなくなったことにより、急に仕事がなくなりました。えっ……こんなことってあるの……? と思いつつも新しいサイトを見つけ、別の仕事を受けて書き始めるも、またサイトが無くなるという……。
サイトクラッシャーの素質が……(嫌)
そこから、有名な某クラウドソーシングに登録したりネットで調べて直接応募したりして、記名記事の実績を積みました。
実績を積んだといっても、あまり修正をがっつりもらったことはなかったので、この書き方で良いのかな? という葛藤や悩みは常にありました。こういうのが1人で続けていくデメリットの部分ですね。自分に足りないものが何か分からないっていう。
でもあるとき出会った別のクライアントさんにケチョンケチョンに言われ(メールで)半泣きに。そこで言われたことをよく考え、実践することで、少し上達できたんじゃないかな、と思っています。
逆に、そこであれだけ言ってくれる人がいなければいつまでたっても、5年目に入った今でも収入は上がらず、空回りしていたかもしれません。ピンとくるご縁って本当に大事です。ありがたや……
面談でわりと聞かれる「今まで何本書いてきたか」
私のWebライター歴の中でいちばん長く多く書かせてもらっているのが Up to you!というサイトなのですが、2020年8月現在で記名記事が900本以上あるので、実績として使わせてもらうにはとてもありがたいものになっています。
オンライン面談を数回したことがある私の経験によると、わりとよく聞かれるのが「今まで何本の記事を書いてきましたか」です。やはり書けば書くほどスキルが上がる……とは限らないけど、書いてないよりは書いてるほうがスキルがついてる、またはちゃんと継続してライティングができると認めて貰いやすいのではないかな。やっぱり継続って大事ですね。
継続できることがすでにスキル、という話もある
「やりたい・やりたくない」に関わらず、続けられるってわりとすごいことみたいです。たしかに私も今まで、高卒からの事務員4年、ボディケアスタッフ1年、大型スーパーの売り場担当(ほぼレジだけど)4年、そして今のWebライターが最長の5年です。
Twitterを見てると、プロだなぁと思う人は5年~10年以上、フィールドを変えつつも基本は同じことを突き詰めながらやっているように見えます。私も今になってやっと気づけたこともあるし、きっと数年後には、今の自分なんて何を分かった気になってたんだろう、とか感じるんでしょう。
同じことを続けるからこそ見えること、分かることがあるんですね。それは自分に足りないものだったり、新しいスキルだったり、別の道だったり。結果、より自分らしさが出せたり、クライアントさんに満足してもらえたりするものが作れるようになるんじゃないかなぁ。
継続する理由はお金でもやりがいでもいい
私が今回「継続って大事だな」と思ったのは、900本の記事を実績として出せて、テストライティングも受けて、結果「満足な結果が出た」から。もし満足な結果が出てなかったらめちゃくちゃ落ち込んでただろうし、迷走を始めていたかもしれません。
そして満足な結果をもたらしてくれた900本の記事、これは正直お金がメインです。家計がね……アレなので……。でもいろんな記事を書かせてもらってるうちに、クライアントさんからの感想やマンガを使わせてもらっている方からの声に、やりがいを感じるようになりました。
読む人の悩みや知りたいことを解決できる記事を書きたいな。そんな思いはもちろんあります。でもやっぱり私はお金が大事だ……!
自分が納得できるやり方で何かを継続していれば、結果はついてくると思います。ただ、キッカケを自ら探すハングリー精神、決して自分を安売りしないという自信が大事です。
私はこれからもずっとWebライターを続けつつ、新しいスキル獲得にもチャレンジしつつ、チャンスを逃さないよう、目を光らせておきたいと思います。
みなさまもそれぞれのフィールドで、納得できる楽しい仕事ができますよう祈っております。
Twitterやってるので、ぜひフォローしてくれよな!!!
それでは!
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